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株式会社 船井総合研究所 事業開発本部 プロダクトサービスチーム リーダー
井筒 量子
旅館、ホテルとタイプを問わず課題として挙がるのが「採用」と「人手不足」です。
人口の少ない地域だけでなく、首都圏でも採用ができずに困っている、というお悩みを抱える施設さんが増えてきました。
職種も、客室清掃から支配人クラスまで幅広く、退職が決まった後の補充ができないことで、規模を縮小しての販売に切り替えざるを得ないというお声も聞くようになりました。
実際に、帝国データバンクによる「人手不足に対する企業の動向調査」でも、約8割の旅館・ホテルが人手不足を感じていると回答し、過去最高水準に達している、まさに危機的状況です。
「人がいたら、もう少し稼働も売上も上げられたのに…。」という状態のまま、毎月走り続けるのは、
実額の機会損失はもちろん、心理的にも悔しさが残ります。
では、様々な働き方が選べるようになった現代で、宿泊業はどういった採用活動を行えば、働き手に選ばれ、人材の採用につながるのでしょうか?
外せないのは「マーケティング発想」です。
つまり、「誰に」「何を」「どのように」伝えるかという部分の設計をする、ということです。
- 「誰に」= どんな人を採用したいのか + どんな人に選ばれたいのか
- 「何を」=どのような理由で自社を選んでいただけるのか(勤務条件・賃金・職場環境・評判など)
- 「どのように」=どの採用媒体を使用して見つけていただくのか
ここを深く考えずに、ブラッシュアップせずに、今までの求人原稿のまま、同じ媒体を使用して、応募を待っていても、状況は今と変わらないかもしれません。
今回、人手不足を筆頭に、宿泊業のお悩み3つを取り上げるセミナーを開催いたします。
セミナー本編では、最近の採用のトレンドや実際のアクションまで解説いたしますので、すでに人手不足の影響が出始めている施設さまには、ぜひご参加いただきたい内容です。
ぜひ、新たな人材を採用して、フルスロットルで業績アップに向かっていただけましたら幸甚です!