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株式会社 船井総合研究所 事業開発本部 プロダクトサービスチーム リーダー
井筒 量子
みなさま、こんにちは。
船井総合研究所の井筒です。
デジタル・トランスフォーメーションの取り組み状況
令和3年版の情報通信白書によれば、
日本のデジタル・トランスフォーメーションの取り組み状況は、
「実施している」と回答した企業は約2割、
「実施していないが、今後実施を検討している」という回答が約2割、
「実施しておらず、今後も予定なし」という回答が約6割!
という調査結果が出ています。
業種別で見てみますと、「宿泊業、飲食サービス業」は、
「実施している」という回答が約16%と、
他の業種と比較してもDXが進んでいない代表業種として取り上げられています。
DXを進める上での課題
デジタル・トランスフォーメーションを進める上での課題については、
ダントツの1位が「人手不足」、次いで「費用対効果が不明」という回答結果が出ています。
一方で、
デジタル・トランスフォーメーションの進展度と売上高の関係調査では、
DX進展度の高い企業ほど、
前年に比べて売上高が増加したと回答した企業の比率が高い、という結果になっています。
まとめ
この結果をまとめると、
「取り組めば売上は上がる」のに、
「自社に人材はいない、費用対効果もよくわからない」から、取り組む予定はない、
という状況にある宿泊施設が多い、と言えます。
「取り組めば売上は上がる」のに、という部分、もったいない気がしませんか?
DXに段階はあるため、最初から高いレベルの内容に取り組む必要はありません。
デジタル化・DXに抵抗のある施設様に向けて、
何から手をつけるべきか、解説する無料セミナーを開催することとなりました。
ぜひ、ご参加いただき、最初の一歩を掴むヒントにしていただければ幸いです。