宿泊業

値決めで損をしていませんか?売上・利益が上がらない2つの理由

Author
船井総合研究所

今回は、ホテル旅館が値決めで損をしないための

『売上・利益が上がらない2つの理由』

についてお伝えしたいと思います。


宿泊施設の値決めはなかなか難しい問題です。

料金を上げてしまうと、お客様が離れてしまうのではないか・・・
料金を上げてしまうと、口コミで悪いことを書かれてしまうのではないか・・・
料金を上げたけど、売上が上がらなかったらどうしよう・・・

そのようなことをお考えではないですか?

私が全国のホテルや旅館に泊まって感じるのは、
日本の宿泊施設の料金は安すぎるということです。

10年以上に渡るデフレにより、
安い料金に慣れてしまったのではないでしょうか。

本来、皆さんの宿泊施設はもっと料金を上げていいはずです。

では、なぜ料金を上げることができないのでしょうか?
理由は2つあります。

1つは、競合を意識し過ぎて値下げしているから。

競合を意識するのは大事ですが、それにつられて安売りしてはいけません。
そもそも皆さんのお客様は価格が一番の選択理由なのでしょうか?

価格で勝負できるのは、規模の経済が効く大手企業だけです。
それ以外の中堅・中小企業は価格で勝負してはいけません。

値決めで大事なのは、最安値を設定することではなく、
お客様の予算感に合わせて安く感じる、
もしくはここまでだったら払ってもいい料金を設定することです。
ここには多少コツがあります。

2つめは、細かく頻繁に値上げできていないから。

皆さんの宿泊施設では、月に何回値上げをしていますか?
月に10回以上やっていないとしたら、それでは売上はあがりません。

値上げといっても、一気に1000円とか上げるわけではありません。
数百円を細かくコツコツ上げていくのです。

では、どのタイミングで上げればいいのか?

予約が増えたタイミングです。
つまり、稼働率が上がるに従い、少しずつ値上げをしていきます。

そうすると、思った以上に値上げすることができます。
ただし、毎日コツコツやらないと効果は出ません。

でも、これはとても手間と時間のかかることです。
これにも実は効果的なやり方があります。

さて、いかがでしょうか?
上記の2つの理由は、皆さんに当てはまっていませんか?

もし当てはまっていたとしたら、逆にこれから売上・利益を上げるチャンスです。

この度、値決めの秘訣、毎日コツコツ値上げする
効果的なやり方について詳細を解説するセミナーを開催します。

セミナーにご参加いただき、売上・利益が上がらない原因を取り除いてください。