新しいレベニューマネジメントを
今回取材させていただいたのは、香川県に本社を置き、リーガホテルゼスト高松とロイヤルパークホテル倉敷でジャッジプライスを導入いただいている穴吹エンタープライズ 株式会社様です。
より少ない工数で、
なぜ「ジャッジプライス」は
ADR/RevPARを上げることができるの?
その答えをお伝えする前に、なぜADR/RevPARが上がらないのか? から考えてみたいと思います。答えはいたってシンプルです。「こまめに価格を調整していないから」です。
貴社の施設では、どれくらいの頻度で価格調整を行っていますか? 毎日ですか? 3日に1回ですか?1週間に1回ですか? 価格調整の適正な頻度はどれくらいなのでしょうか?
それは、「頻度は高ければ高いほどよい」です。
しかし、日々忙しい中、価格調整、いわゆるレベニューマネジメント業務を頻繁に行うことはなかなか大変です。それはよく理解できますが、はたしてそれでよいのでしょうか? レベニューマネジメントの頻度が落ちると、何が起こってしまうのか?
それは…「安売り」です。
あらゆる商売において、最もやってはいけないことが「安売り」ですが、レベニューマネジメントの頻度が落ちると、価格が安値で放置されてしまう傾向が強いのです。あなたの施設の客室は、本来もっと高く売れるはずです!
競合の価格を意識し過ぎたり、価格調整がおろそかになることで、絶対にやりたくない「安売り」が発生してしまっているのです。あなたの施設では、いかがですか? では、どうすれば安売りせずに、客室単価(ADR)を上げることができるでしょうか?
日々の業務について
こんな課題はありませんか?
「勘」と「経験」に依存しがちな「値付け業務」
ホテルのレベニューマネジメント業務は、担当者の「勘と経験」に依存する業務の代表格です。競合施設の価格を調査し、需要の予測をし、様々な要素を考慮して自施設の価格を決めようと思うと、いくらでも時間を費やしてしまいます。
時間をかけた分、トライアルを重ねた分、値付けの根拠が蓄積されていくため、値付け業務は勘と経験に依存します。一方で、担当施設が変われば勘と経験が一度リセットされてしまうことは、経営のリスクとも言えます。
値付けを2つのフェーズに分けて、最適化・自動化
では、この“値付け”業務を2つに分解してみると、「価格を決めるフェーズ」と「システムに価格を反映するフェーズ」に分けられます。
「価格を決めるフェーズ」は稼働率に応じて価格が変動するダイナミックプライシングに、「システムに価格を反映するフェーズ」はRPAロボットに任せて自動化することで、人ができる限界を超えた価格設定が可能になるとすれば、より効率的な運営が可能になります。
ロボットが
船井流価格理論(価格の根源的分岐点による値決め)に基づき宿泊料金の下限料金と上限料金を定義し、その料金幅の中で稼動率に応じて料金を細かく(14段階×4ランク=56通り)設定しています。料金のパターンが多いと運用が大変になりますが、運用はロボットに任せます。
定義された価格テーブルを基に、人の手を介在することなく、ロボットが毎日価格を自動で調整します。稼働率(需要)が上がるに応じて、少しずつ価格を上げていくため無理なく単価(ADR)アップを実現します。
システムというものはどれだけ高機能であっても使いこなせなければ宝の持ち腐れになってしまいます。「ジャッジプライス」は、ロボットが自動で価格調整を行うため、システムを使いこなす必要がありません。ロボットが動き出す時間をタイマーで設定するだけ。誰でもレベニューマネジメントで成果が出せる、がコンセプトです。
どれだけ優れたシステムでも効果(売上、RevPAR等)が出なければあまり意味がありません。業務効率化効果を訴求するシステムは多くありますが、それによって売上が上がるわけではありませんし、人件費を削減できるかどうかは別問題です。「ジャッジプライス」は導入企業のほとんどが実際に、ADR・RevPARを向上させており、効果を実感する声をいただいています。(※)50年以上業績アップのコンサルティングで実績を上げてきた船井総研だからこそ提供できる。システム会社が提供するものとは元々の発想が違います。
※ 2021年7月から同年11月における前年実績と比較した、当社導入企業からの回答による調査結果
「ジャッジプライス」は高度なレベニューマネジメントを目指していません。
レベニューマネジメント業務は、競合状況、イベント状況などを考慮して価格を決める非常に難易度の高い業務です。この難易度が高く、属人性の高いレベニューマネジメントを、よりシンプルに、より成果にフォーカスしたものにできないかを徹底的に考えて生まれたツールが「ジャッジプライス」です。
すべての宿泊施設において、専門家がいなくても、誰でもレベニューマネジメントができ、売上やRevPAR向上といった成果を出すことが「ジャッジプライス」の役割だと考えています。
「ジャッジプライス」の運営は、1970年創業の株式会社船井総研ホールディングス(東証1部上場、証券コード:9757)のDX領域のコンサルティングから実装までを担う株式会社船井総合研究所が行っています。船井総研グループだからこその、成果最大化のためのサポートを受けることができます。
「ジャッジプライス」導入後、運用フェーズに入ってからのシステムサポートや不明点が出てきた場合も、遠隔操作でサポートいたしますので、ご安心ください。
コロナ禍のため、例年と比較できない状況での導入でしたが、導入当初のイールドから上昇していくブッキングカーブは理想的なものになっています、月末になるにつれ、単価が数百円上がっていく流れが良いですね。また、船井総研さんの価格テーブルにおける金額設定に最初は「本当にここまで上がるのか」という戸惑いもありましたが、稼働がスタートすると想像していたよりも予約があり、今では金額設定に不安はなくなりました。
「ジャッジプライス」の導入で、業務の流れが変わりますから、最初は戸惑いもありました。しかし2週間ほどで慣れ、通常作業が少なくなりました。「ジャッジプライス」があったからこそ、GoToトラベルの煩雑な時期も乗り越えることができたと思っています。また、レベニューマネジメントの重要な部分は人が行うこともありますが、最近ではRPAに任せても安心できるようになっています。以前はレベニューマネジメントに1日当たり1時間30分ほどかけていましたが、今ではほとんどなくなり、他の業務に注力できています。
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Step1 対象施設
設定 -
Step2 キックオフ
MTG -
Step3 価格
テーブル 作成 -
Step4 ジャッジプライス
用 プラン 登録 -
Step5 ロボットの
開発 ・ 検証 -
Step6 稼働開始
※ 施設の部屋数に応じて月額費用が異なります。
その他にも、自治体独自の補助金を利用し導入されたケースもございます。詳細はお問い合わせください。